前へ    次へ

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月


2006年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          


7月8日


■規定に従って競技しなさい

「歴代誌 第一 13章 7節〜11節」
13: 7 そこで彼らはアビナダブの家から神の箱を新しい車に載せた。ウザとアフヨがその車を御していた。
13: 8 ダビデと全イスラエルは、歌を歌い、立琴、十弦の琴、タンバリン、シンバル、ラッパを鳴らして、神の前で力の限り喜び踊った。
13: 9 こうして彼らがキドンの打ち場まで来たとき、ウザは手を伸ばして、箱を押さえた。牛がそれをひっくり返しそうになったからである。
13:10 すると、主の怒りがウザに向かって燃え上がり、彼を打った。彼が手を箱に伸べたからである。彼はその場で神の前に死んだ。
13:11 ダビデの心は激した。ウザによる割りこみに主が怒りを発せられたからである。それでその場所はペレツ・ウザと呼ばれた。今日もそうである。




ダビデは王になった後、先ず神の箱をダビデの町に移してくる計画を立てました。ダビデは神の箱を運ぶにあたって、新しい車を使用することにしました。しかし、これは律法に反する大きなしくじりでありました。なぜなら、律法によりますと、神の箱は棒を箱の環に差し込んで、レビ人たちが肩にかついで運ぶように命じられていたからです。ダビデは、神の箱を車に載せて行く途中に、予想もしなかって事件に遭いました。

キドンの打ち場まで来たとき、神の箱を載せた車を引く牛が暴れるので、ウザが手を伸ばして神の箱を押さえたので、神様から打たれ、ウザ死ぬ事件が起こったのです。神様の律法を無視した結果によって、ウザがこのような死を遂げるようになったのです。

ウザの死のために神の箱の運搬を中断したダビデは、もう一度、神の箱を自分の町に運んで来る計画を立てました。そして今度は、律法に記されているとおりに神の箱を運ぶようにしました。そうするや、何の不祥事も起こらずに、神の箱をダビデの町に移すことができました。

ここで私たちは、神様の仕事をする時には、神様の律法どおりにしなければならない、ということを学ぶことができます。私たちがいくら熱情があり、能力があるとしても、神様の律法を無視して私たちの方法どおりに行ってはいけません。神様が与えてくださった秩序と方法に従って行わなければならない、ということです。

聖書は、『競技をするときも、規定に従って競技をしなければ栄冠を得ることはできません。』(テモテ人への手紙第二2:5)と記録しています。ですから私たちは、いつも主に仕える時、神様の御心に従って行うべきである、と言うことと、神様の仕事は単純な熱情と能力だけでするものではない、と言うことを忘れては憶えていなければならないのです。




お祈り

主である、わが父なる神様!

主の規定は完全なので、その規定に従って生きて行ったら命の栄冠を得ることができる、と言う真理を悟りました。主よ!どうか私たち家族が皆、主の規定と秩序に従って生きて行くように助けてください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!