■秘訣は賛美にある。
「サムエル記 第二 6章:12節〜14節」
6:12
主が神の箱のことで、オベデ・エドムの家と彼に属するすべてのものを祝福された、ということがダビデ王に知らされた。そこでダビデは行って、喜びをもって神の箱をオベデ・エドムの家からダビデの町へ運び上った。
6:13 主の箱をかつぐ者たちが六歩進んだとき、ダビデは肥えた牛をいけにえとしてささげた。
6:14
ダビデは、主の前で、力の限り踊った。ダビデは亜麻布のエポデをまとっていた。
ダビデが、イスラエルの王になった後に一番最初にしたことは、ユダのバアラにあるアビナダブの家から神の箱をダビデの町まで運び上ることでありました。ダビデが何よりもまず神の箱を自分の町に運び上ろうとしたのは、‘徹底的に神様中心に生き、また神様の御心に従う政治をする!’という意志の表現でありました。
ダビデが、神の箱を新しい車に載せて運んで来る途中、ナゴンの打ち場まで来たとき、突然牛が飛び上がって、神の箱をひっくり返しそうになりました。それで、ウザが慌てて神の箱に手を伸ばしてそれを押さえましたが、ウザのその不敬の罪のために主が怒りを発せられ、ウザをその場で打たれたので、ウザが死ぬ事件が発生しました。
このことで、ダビデは大きく落胆し、絶望して、神の箱をダビデの町に移すことを恐れて、ガテ人オベデ・エドムの家に運んで行きました。
その後、神の箱がオベデ・エドムの家にいる間、神様がオベデ・イドムと彼の家を祝福された、ということを聞いたダビデは、もう一度、神の箱を運び上ることにしました。今度は、神の箱を車に載せず、律法に記録されている通りに、肩にかついで運びました。そして箱をかつぐ者たちが六歩進むたびに、ダビデは肥えた牛をいけにえとしてささげ、主の前で力の限り踊りながら、賛美しました。
ダビデが、一生涯を神様と同行することができた秘訣は、まさにここにあります。サウル王に追いかけられる極端の危険の中でも、ダビデはいつも、自分を顧みてくださり、守ってくださり、敵の前で食事をととのえて下さる神様を賛美しました。ダビデは、神様に対するこのような信仰と熱情があったので、気落ちし、もっとも苦難の中置かれた時にも、絶望に陥って座り込むことなく、かえって力を出して神様を賛美することが出来ました。これがまさしく、ダビデが一生涯の間、神様の御心にかなった者となることができた秘訣でありました。
お祈り
賛美の中におられる、我らの父なる神様!
ダビデは一生涯を通して、主の御名をあがめ、賛美しながら礼拝をささげて、神様の御心にかなった者となりました。愛であられる神様!私たち家族もみな、毎日賛美のいけにえを捧げることによって、神様に喜んでいただける者たちとなるように導いて下さい。
イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!
イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!
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