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2月14日


■神様の大いなる御力

「出エジプト記 14章28節〜31節」
14:28 水はもとに戻り、あとを追って海にはいったパロの全軍勢の戦車と騎兵をおおった。残された者はひとりもいなかった。
14:29 イスラエル人は海の真中のかわいた地を歩き、水は彼らのために、右と左で壁となったのである。
14:30 こうして、主はその日イスラエルをエジプトの手から救われた。イスラエルは海辺に死んでいるエジプト人を見た。
14:31 イスラエルは主がエジプトに行なわれたこの大いなる御力を見たので、民は主を恐れ、主とそのしもべモーセを信じた。




イスラエルの民たちは、430年の間、エジプトで奴隷の暮らしをしていましたが、神様のお助けにより解放されて、神様が備えて置かれた乳と蜜の流れるカナンの地に向かって行くようになりました。神様は様々な不思議のわざと奇跡を通して彼らを守ってくださり、彼らの荒野の道を導いてくださいました。今日は、イスラエルの民たちがエジプトを出て荒野の道を行く間、神様が施してくださった大いなる御力に関して勉強したいと思います。

まず、イスラエルの民たちがエジプトを出る時、かたくななパロを降伏させたのは神様の御力でありました。神様は、イスラエルの民たちを最後まで奴隷として使おうとしたパロに、「わたしの民を送りなさい。」と命じられました。ところが、かたくなな心のパロがそれを聞き入れませんでした。それで神様は、エジプトが10種の災難に見舞われるようになさって、パロ王を降伏させました。エジプトの初子をすべて死なせた10回目の災難の日、エジプトの全土から大きな泣き声が湧き起こる中で、イスラエルの民たちはカナンの地に向かって出発しました。

イスラエルの民たちが出エジプトした後、神様は昼は雲の柱で導いてくださり、夜は火の柱で保護してくださいました。ところが、イスラエルの民たちが出て行くようにした直後、パロは再び心がかたくなになって、軍勢を率いてイスラエルの民たちを追跡してきました。それでイスラエルの民たちは、後ろからはパロの軍勢が追跡して来る、前には紅海が遮っているという、進退両難の状態に置かれてしまいました。

そのような危機の中で、神様は紅海の水が分かれる奇跡を施されることによって、イスラエルの民たちを守ってくださり、導いてくださいました。神様は、イスラエルの民たちが荒野の道を行く間、様々な不思議なわざと奇跡をを施してくださることで、彼らを守ってくださり、導いてくださったように、こんにち、私たちクリスチャンも人生の荒野の道を行く間、神様が聖霊を通して守ってくださり、導いてくださいます。




お祈り

全知全能で、愛であられる、わが父なる神様! 神様がなさろうとすることは、どのような難関があっても御心のままに成されることを信じます。紅海の水を分けられ、昼は雲の柱で、夜は火の柱でイスラエルの民たちを導かれた主であられる神様が、こんにち、私たちの前にある人生の紅海の水も分けられるように奇跡を施してください。私たちの家庭が会っている試練と艱難に勝つように恵んでくださり、神様を信じ、益々もっと拠り頼むことで勝利の毎日を生きていけるように助けてください。 イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン