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2月25日


■イエス・キリストの血潮

「レビ記 8章14節〜17節」
8:14 ついで彼は罪のためのいけにえの雄牛を近寄せた。そこでアロンとその子らは、その罪のためのいけにえの雄牛の頭の上に手を置いた。
8:15 こうしてそれはほふられた。モーセはその血を取り、指でそれを祭壇の回りの角に塗り、こうして祭壇をきよめ、その残りの血を祭壇の土台に注いで、これを聖別し、それの贖いをした。
8:16 モーセはさらに、その内臓の上の脂肪全部と肝臓の小葉、二つの腎臓とその脂肪を取り、それを祭壇の上で焼いて煙にした。
8:17 しかし、その雄牛、すなわちその皮とその肉とその汚物は、宿営の外で火で焼いた。主がモーセに命じられたとおりである。




祭司任命のいけにえを捧げる時、モーセが全焼のいけにえの祭壇を犠牲のいけにえの血で聖別した理由は、全焼のいけにえの祭壇を通して神様と継続して親しく交わりを持たなければならない祭司の原罪をきれいに取り除き、これから先、祭司の任務を遂行する時に、祭壇と関連して犯すようになるかも知れない罪を血で贖って、以後からは神様に捧げられるすべてのいけにえが聖く、神様の喜びの中で捧げられるようにするためでありました。

宗教改革者マルティン・ルターが、凄く重い病気で寝ている時、悪魔が彼の寝室に入って来ました。悪魔は勝利の微笑を満面に浮かべながら、ルターを見下ろしました。そして、腕に抱えて持って来た巻物を見せびらかしました。そして悪魔が、巻物の一端を床に投げ出すや、巻かれていたものが解かれました。

 そこには、マルティン・ルターの罪が赤裸々に記録されていました。マルティン・ルターは、自分の罪過が恐ろしく詳細に記録されている長い巻物をゆっくりと読み下していきました。彼の全身が粟立ちはじめ、巻物の前で大胆な心の所有者であるルターは縮み込んでいきました。その時突然、巻物に記録されていない一つの事実がルターの心に稲光のように浮かび上がりました。

その瞬間、ルターは大きな声で叫びました。「お前は、一つ見落としたのがある。ここに書かれている事がみな事実だけれども、お前はもっとも重要な事を見落としている。イエス・キリストの血潮が、僕のすべての罪をきれいに洗い清めてくださった事をだ。」

ルターがこのように叫ぶや、狡猾な悪魔とその巻物は即時姿を消して、見えなくなりました。そして‘ルター’の心には、再び主が与えてくださる平安が満ち溢れ始めました。




お祈り

愛であられる、わが父なる神様! 十字架を通して、「完了した。」と言われた主の御言葉は、今もこの世の中に響き渡っています。数多い人たちが、十字架の上で流されたイエス様の血潮によって罪が赦され、義人となる神様の恵みに与りました事を、心から感謝申し上げます。 全知全能であられる、わが神様! 今日も、私たち家族が全部、悪魔の讒訴に会わず、すべてに幸いを得るように聖霊さまが共にいてくださり、守ってください。イエス様の血潮の御力によって何事にも勝つように、助けてください。 イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!