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2月19日


■神様の選択

「出エジプト記 28章1節〜3節」
28:1 あなたは、イスラエル人の中から、あなたの兄弟アロンとその子、すなわち、アロンとその子のナダブとアビフ、エルアザルとイタマルを、あなたのそばに近づけ、祭司としてわたしに仕えさせよ。
28:2 また、あなたの兄弟アロンのために、栄光と美を表わす聖なる装束を作れ。
28:3 あなたは、わたしが知恵の霊を満たした、心に知恵のある者たちに告げて、彼らにアロンの装束を作らせなければならない。彼を聖別し、わたしのために祭司の務めをさせるためである。




アロンの家族たちが、祭司の職分に委任されるように神様から選択されましたが、アロンの息子であるナダブとアビフは、主が命じられなかった異なった捧げ物を捧げる途中に彼らは焼き尽くされ、主の前で死の目に会うようになります。しかし、アロンの家門が祭司の家門として選ばれたことは、神様に仕える者はひとえに神様の選択によってだけ決定されるということを知ることができます。

イギリスの王‘ジェイムス1世’は、生まれつきの大酒飲みであり、公然と言うのも恥ずかしいほどにあらゆる悪戯にふけっていた人でありました。彼は外交的な目的の為には自分の子どもたちを政略的に結婚させる非情な暴君であり、酒池肉林に溺れて国庫を浪費する無節制な君主でもありました。

このように、すべての面で王らしくない彼に対して‘グリーン’という人は、次のように語りました。「大きな頭に、いつも涎を流す舌、浅薄に縫い合わせた服装、ふらつく足、濁っている瞳、口数が多すぎるおしゃべり等、‘ヘンリー王’や‘エリザベツ女王’とは完全に対照的な、奇怪な格好の所有者であった。その上に粗雑な冗談と見てあげられない醜態、学者然とする態度など... 軽蔑するしかない小心者であった。」と。

しかし神様は、1611年に、この取柄の全くない人間が学者たちを集めて、権威ある聖書解釈を完成するようになさいました。その時完成された聖書が今も、もっとも権威ある聖書として読まれている“King James Version”なのです。

 そうなのです。私たちの中で抜群だからといって神様から用いられる人はいません。私たちが神様から選択されて用いられているのは、神様の主権的みわざであり、私たちに施してくださる神様の恵みなのです。




お祈り

愛であられる、わが父なる神様!救われて然るべき何の条件もない私たちを、足らないそのまま選択してくださり、召してくださった神様の恵みに感謝申し上げます。今日も私たち家族一同を支えてくださり、主の恵みと御言葉にふさわしい生活を営むように助けてください。イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!