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3月9日


■燃える蛇を仰ぎ見ましょう

「民数記 21章 6節〜9節」
21: 6 そこで主は民の中に燃える蛇を送られたので、蛇は民にかみつき、イスラエルの多くの人々が死んだ。
21: 7 民はモーセのところに来て言った。「私たちは主とあなたを非難して罪を犯しました。どうか、蛇を私たちから取り去ってくださるよう、主に祈ってください。」モーセは民のために祈った。
21: 8 すると、主はモーセに仰せられた。「あなたは燃える蛇を作り、それを旗ざおの上につけよ。すべてかまれた者は、それを仰ぎ見れば、生きる。」
21: 9 モーセは一つの青銅の蛇を作り、それを旗ざおの上につけた。もし蛇が人をかんでも、その者が青銅の蛇を仰ぎ見ると、生きた。




荒野を進んで行っていたイスラエルの民たちが、食べ物と飲み物がないので神様とモーセを恨むや、神様がイスラエルの民たちの中に燃える蛇を送られたので、多くの民たちが燃える蛇にかまれて死ぬようになりました。この時、神様が命じられて作り、旗ざおの上につけられた青銅の蛇を仰ぎ見る者は、すべて救われました。この青銅の蛇は、我らの主イエス・キリストを象徴します。それでは、こんにち、私たちが青銅の蛇となられたイエス・キリストを仰ぎ見るとき、どのような奇跡が起こるでしょうか?


青銅の蛇となられたイエス・キリストを仰ぎ見るとき、罪の毒が消え去ります。荒野のようなこの世を生きていくとき、数多い罪悪の毒が私たちに影響を及ぼします。この時、十字架にかかられたイエス・キリストを仰ぎ見たら、罪悪の毒をなくす御力を経験し、癒されるようになります。


また、青銅の蛇となられたイエス・キリストを仰ぎ見るとき、神様の愛を確信することができます。誰かから愛されているという確信がある時、私たちはこの世に打ち勝ち、勝利することができる力が湧き上がります。私たちがこの世を生きて行く間、侘しく、苦しく、疲れきってへたばる時がありますが、その時、人たちからの慰めを受けようとしたら、かえって心の傷がもっと深くなることがあります。しかし私たちが、十字架に架かられたイエス様を仰ぎ見たら、血を流し身を裂いて、死なれるまでに私たちを愛してくださったイエス様の愛を悟って、心の傷が癒されるようになります。


それだけではなく、青銅の蛇となられたイエス・キリストを仰ぎ見るとき、貧乏と、呪いと、死の毒が消え去ります。アダムが罪を犯したことによって、私たちに与えられた貧乏と呪いと死の毒は、十字架に架かられたイエス・キリストを仰ぎ見るとき、きれいに取り除けられるのです。「イエス様が貧しくなられたのは、私たちを富む者とするため」であり(コリント人への手紙第二8:9)、「キリストは、私たちのためにのろわれたものとなって、私たちを律法ののろいから贖い出してくださいました。なぜなら、『木にかけられる者はすべて呪われたものである。」と書いてあるからです。このことは、アブラハムへの祝福が、キリスト・イエスによって異邦人に及ぶため」でるのです(ガラテヤ人への手紙3:13〜14)。


また、イエス様が十字架に架けられて死なれたのは、私たちに豊かな命を与えてくださるためでありました。それで、十字架のイエス・キリストを仰ぎ見る人たちからは死の毒が取り去られ、永遠の命を保障していただく恵みが臨むようになるのです(ヨハネの黙示録21:4参照)。




お祈り

愛であられ、聖き、わが父なる神様! イスラエルの民たちが恨み、罪を犯して、死の目に会うようになった時、旗ざおに高く掲げられた青銅の蛇を仰ぎ見ることによって生きるようにしてくださった神様!こんにち、私たちにも、十字架に架けられたイエス様を仰ぎ見る時、愛と憐れみをほどこしてくださり、貧乏と呪いと死が離れ去るようにしてくださり、永遠の命を豊かに与えてくださる祝福に与ることができるように助けてください。私たち家族が皆、イエス・キリストだけを仰ぎ見ながら生きていくように導いてください。 イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!