■神様を愛しなさい
「申命記 6章:4節〜9節」 6:4 聞きなさい。イスラエル。主は私たちの神。主はただひとりである。 6:5
心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。
6:6 私がきょう、あなたに命じるこれらのことばを、あなたの心に刻みなさい。
6:7
これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい。
6:8
これをしるしとしてあなたの手に結びつけ、記章として額の上に置きなさい。 6:9 これをあなたの家の門柱と門に書きしるしなさい。
今日の本文(奉読箇所)は、神様がイスラエルの民たちに、カナンの地に入って行ってからはどのように暮らさなければならないか、に関して教えられた御言葉です。そうだとしたら、罪と死のエジプトから抜け出してカナンの地に入って来た私たちは、果たしてどのように暮らさなければならないでしょうか?
イエス・キリストのうちに入って来た私たちは、何よりも神様を愛する人生を生きなければなりません。神様が、不従順の道端でさ迷っていたイスラエルの民たちに向かって、真っ先に命令された御言葉は、「聞きなさい。イスラエル。主は私たちの神。主はただひとりである。」と言うことでありました。
イエス様も、すべての戒めの中でその第1は、『心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』(マルコの福音書12:30)ということである、と言われました。心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、神様を愛することは、感情と理性と意志を傾倒して、全人格的に神様を愛することを言います。
神様を愛する証拠は、私たちが神様の御言葉をいつも口ずさみ、心に刻むことです。神様は、イスラエルの民たちに「あなたがたに命じるこれらのことばを、あなたの心に刻み、これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。」と命じられました。「詩篇37篇31節」には、『心に神のみおしえがあり、彼の歩みはよろけない。』と記録されています。
それでは、果たして私たちが神様の御言葉を実践しながら、生きている信仰生活をすることができる道は、何でしょうか?これは、ひとえにイエス・キリストの霊であられる助け主・聖霊様の御力が共にいてくださる時に可能なのです。聖霊さまは御言葉の霊であられます。私たちが徹底的に聖霊さまに拠り頼む時、私たちは御言葉と同行する人生を生きるようになり、その結果、神様を愛する生活を営むことができるようになるのです。
お祈り
愛であられ、聖き、わが父なる神様!助け主・聖霊さまが共にいてくださり、神様を愛することができる力を与えてくださって、有り難うございます。私たちは、神様を愛すると言いながら、実際にはそれは口先だけでのことであることが余りにも多くあります。心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、神様を愛する人生を生きたいです。どうか、聖霊さま!助けてください。イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!
|