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3月13日


■のがれの町となられるイエス様

「民数記 35章9節〜12節」
35:9 主はモーセに告げて仰せられた。

35:10 「イスラエル人に告げて、彼らに言え。あなたがたがヨルダンを渡ってカナンの地にはいるとき、

35:11 あなたがたは町々を定めなさい。それをあなたがたのために、のがれの町とし、あやまって人を打ち殺した殺人者がそこにのがれることができるようにしなければならない。

35:12 この町々は、あなたがたが復讐する者から、のがれる所で、殺人者が、さばきのために会衆の前に立つ前に、死ぬことのないためである。




「のがれの町」の制度は、神様の恵みが律法より優越であることを現し、律法の完成者であられるイエス・キリストを通して完成される贖罪の恵みを暗示します。さらに、異国人も逃れの町制度の恵みを受けることは、神様がイスラエルだけではなく、すべての人類の神様でもある、ということを現します。また、これは新約時代にもすべての人類がイエス・キリストを信じることによって、救いを受けるようになることを予告しているのです。


世界的に有名な伝道の師オスボン牧師先生が、アフリカで福音を宣べ伝えておられた時の出来事です。ある日、数多い聴衆の中にげっそりと痩せた売春女性が手押し車に乗せられて来て、メッセージを聞いていました。その女性はガンに罹っていて、すでに腹が膨れており、病に虐げられて顔はちょうどお婆さんのように見えました。‘オスボン’牧師先生はその時間、“イエス・キリストの愛”に関して宣べ伝えておられました。


「イエス様は、私たちに代わって十字架に釘付けられて死なれました。殺人犯、姦淫者、遊女の身代わりになられて、十字架の上で神様から審かれました。そうなので、こんにち、どんな罪人も“のがれの町”となられるイエス・キリストを信じたら、赦され、救いを受けることができます...。」


一生の間、遊楽街で過ごして来たので、罪責感と劣等意識でいっぱいであったその女は、‘オスボン牧師の説教を聴いているうちに、自分も神様から赦された存在である、という事実を悟るようになりました。彼女は、主の恵みがあまりにも有り難いので感激の涙を流しながら、感謝と、賛美を捧げました。


そうするや、彼女にもっと凄く驚くべきことが起こりました。彼女はその瞬間、自分がきれいに清められたことを悟り、また、ガンで膨れていた腹が沈み消えていく奇跡を体験するようになったのです。




お祈り

私たちの避け所であられ、愛であられる、わが父なる神様!イエス様が、私たちの“のがれの町”ともなってくださるという真理を悟らせてくださって、有り難うございます。私たちの“のがれの町”となられ、罪人である人たちのために救いの門を開いておかれて、入ってくる人は誰でも、無条件的に抱いてくださるイエス様の愛に、ことさらながら感謝申し上げます。毎日、イエス様のふところに抱かれて感謝と賛美を捧げ、栄光をお帰しする私たちとなるように導いてください。イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!