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3月27日


■出会いと変化

「使徒の働き 9章 3節〜6節」

9: 3 ところが、道を進んで行って、ダマスコの近くまで来たとき、突然、天からの光が彼を巡り照らした。
9: 4 彼は地に倒れて、「サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。」という声を聞いた。
9: 5 彼が、「主よ。あなたはどなたですか。」と言うと、お答えがあった。「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。
9: 6 立ち上がって、町にはいりなさい。そうすれば、あなたのしなければならないことが告げられるはずです。」




今日の本文(奉読箇所)は、キリスト教の歴史上、最も偉大な悔い改めであると言うことができるパウロの改心の場面です。教会を迫害することに殺気立っていたパウロが、イエス様に出会った後、偉大な福音伝道者に変化することができたのは、ひとえに神様の主権的な権威によってだけ可能なことでありました。


有名な賛美歌の作詞家であったジョン・ニュートンは、イエス様に会う前には凄く残忍極まりない奴隷商人でありました。ある日、彼は航海していたとき、激しい嵐に遭って死にそうになりました。船の沈没の危機に瀕するようになるや、彼は極限の危機の中で、自分の母親が信じ、拠り頼んでいた神様に泣き叫びました。そうして、激しい嵐の中から救ってくださる神様の御手のわざを奇跡的に体験しました。


その後、彼はイエス・キリストにあって人格の変化を受け、完全に新しく生まれた人となって、凶悪な奴隷商人から、主の福音を宣べ伝える福音伝道者になりました。彼は数多くの賛美詩を作りましたが、その中でも代表的な作品がまさに、有名な“驚くばかりの恵みなりき、この身の汚れを知れるわれに”(聖歌229番)です。


凶悪な奴隷商人であった彼が偉大な福音伝道者となり、賛美詩作家に変化されることができたのは、イエス様に出会った体験があったからでありました。




お祈り

私たちの創造主であられ、愛であられる、わが父なる神様!イエス様との出会いによって、サウロがパウロとなり、それから彼は偉大な伝道者に変化されました。罪人であった私たちも、イエス様がお会いして下さったことによって、不従順な人生から従順な人生に、否定的な人生から創造的で肯定的な人生に変化されるようにしてくださって有り難うございます。どうか私たちの家族全部が、益々主のお喜びに与る信仰生活をしていけるように助けてください。 イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!