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8月10日


■神は、私の行く道を知っておられる

「ヨブ記 23章10節〜14節」
23:10 しかし、神は、私の行く道を知っておられる。神は私を調べられる。私は金のように、出て来る。
23:11 私の足は神の歩みにつき従い、神の道を守って、それなかった。
23:12 私は神のくちびるの命令から離れず、私の定めよりも、御口のことばをたくわえた。
23:13 しかし、みこころは一つである。だれがそれを翻すことができようか。神はこころの欲するところを行われる。
23:14 神は、私について定めたことを、成し遂げられるからだ。このような多くの定めが神のうちにある。




人生に近づいてくる、平安の日と悲しみの日が自分の思い通りに調整できないのが、私たちの運命です。しかし、悲しみに会った時、どのような態度をとるのかに従って私たちの人生が変わります。ある人たちは、悲しみの車輪に踏みにじられて人生が破滅されてしまいます。しかし、ヨブの場合のように、かえって悲しみの車に乗って、もっと偉大な人生に向かって前進して行く人々もたくさんいます。私たちが悲しみに会った時、勝利することのできる秘訣はなんでしょうか?

第1番目に、悲しみが近づいてくる時、私たちは良き神様を堅く信じなければなりません。ヨブは一朝の間に、彼が所有していたすべてを失ってしまいました。そして自分までも悪性の腫物によって苦しめられるようになりましたが、良き神様を堅く信じました。聖書にも『してみると、あなたがたは、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天におられるあなたがたの父が、どうして、求める者たちに良いものを下さらないことがありましょう。』(マタイの福音書7:11)と、はっきりと記録されています。

私たちの父なる神様は、変わることのない、良き神様であられます。神様は、私たちのとこしえの未来までご覧になっておられますので、現在、私たちの目に見える現状だけでは、私たちが良し悪しを判断することはできません。一つ確かなことは、良き神様が私たちに決して悪いものを与えることはないという事実です。

第2番目には、良き神様に、私たちの一生を委ねなければなりません。こんにち、神様に霊は委ねますけれども、心と肉体と生活は委ねない人々がたくさんいます。しかし私たちが神様に、私たちの一生を全的に委ねたら、神様は必ず責任を負ってくださいます。ヨブは、『主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。』(ヨブ記1:21)と告白しました。

このように、良いことであろうと、悪いことであろうと、すべてのことを神様に完全に委ねたら、神様はすべてのことを働かせて、益としてくださるのです。それでヨブは、完全な絶望の中にいながらも、神様の摂理の御手によって、美しく造られる自分の未来を期待しながら、確かな信仰の告白をすることができたのです。

それでヨブは、『しかし、神は、私の行く道を知っておられる。神は私を調べられる。私は金のように、出て来る』(10節)と告白したのです。




お祈り

すばらしく、良き神様!

私たちの一生を主にお委ねさせていただきます。栄えようが滅ぼうが、生きようが死のうが、私たちを通して主の御心を成してください。私たちは良き神様だけ待ち望みます。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!