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8月12日


■主を恐れること、これが知恵である

「ヨブ記 28章:20節〜28節」
28:20 では、知恵はどこから来るのか。悟りのある所はどこか。

28:21 それはすべての生き物の目に隠され、空の鳥にもわからない。
28:22 滅びの淵も、死も言う。「私たちはそのうわさをこの耳で聞いたことがある。」
28:23 しかし、神はその道をわきまえておられ、神はその所を知っておられる。
28:24 神は地の隅々まで見渡し、天の下をことごとく見られるからだ。
28:25 神は風を重くし、水のはかりで量られる。
28:26 神は、雨のためにその降り方を決め、いなびかりのために道を決められた。
28:27 そのとき、神は知恵を見て、これを見積もり、これを定めて、調べ上げられた。
28:28 こうして、神は人に仰せられた。「見よ。主を恐れること、これが知恵である。悪から離れることは悟りである。」




一人の少年が、林檎の木の下にある椅子に座って居眠りをしていました。その少年は、長い旅行をした後なので凄く疲れていました。どれ位眠ったでしょうか。突然、何かが額を打ったので、その少年はびっくり驚いてその場に立ち上がりました。そして、四方を見回しました。

「誰が、僕を打ったのだろう。誰なのかな?」と独り言を呟きながら見回しましたが、その時、目に付いたのは地上にころがっている林檎一つでありました。「アハ、あの林檎が僕を打ったのだな。」と思った瞬間、不思議だ、という考えが頭を通り過ぎました。

「なぜ、林檎がひとりでに落ちたのだろうか?世の中には、ひとりでに起こることはないのだ。確かに、何か、理由があるからなのだ...!」それから以後、その少年は16年間も、この問題をもって研究しました。結局、彼は、すべて物質には引力というものがある、ということを発見しました。この少年がまさに‘ニュートン’であり、この少年が発見した法則が“万有引力の法則”です。

‘ニュートン’は、この法則を発見するや否や、先ず自分が畏敬する神様に感謝の祈りを捧げました。「主である神様!私にこのような知恵を与えてくださって有り難うございます。」

その後、彼は、ある大学から招請されて講演をすることになりました。彼は、講壇に立ってからも、次の様に告白しました。「皆さん、私は、皆さんと全く同じ人間です。ただ、違う点があるとしたら、私には三つの経験をした、と言うことです。それは、神様が特別に私を択んでくださった、ということと、私に深く考えることができる知恵を与えて下さったこと、そして、16年間も研究することができる忍耐力を与えてくださった、ということです...。」

このような、‘ニュートン’の業績と、それに対する告白は、「主を恐れること、これが知恵である。」ことを立証します。‘ニュートンは、すべてのことは絶対に偶然に起こることはない、という信念で、神様の創造の摂理を探そうとしました。そのような’ニュートンに、神様が知恵を与えてくださって、すべての物質には引力がある、という神様の摂理を発見するようになさったのです。

神様は、知恵でこの世を創造なさり、それを人間に与えてくださっただけでなく、その神様の知恵を私たち人間に与えてあげようと望んでおられます。本文は、「見よ。主を恐れること、これが知恵である。悪から離れることは悟りである。」と教えているのです。




お祈り

知恵の根本であられる、わが父なる神様!

すべての人たちが、「主を恐れることが、知恵の根本である。」ことを悟るようにしてください。この世のどんな知恵をもっていても、神様を発見することはできません。私たちが皆、イエス・キリストを通した救いで、知恵を発見することができるように助けてください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!