■神様の御名
「詩篇 23篇:1節〜2節」 23:1 主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。
23:2
主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。
神様は、旧約聖書を通してご自分がどういうお方なのかを明かしてくださいました。
第1番目に、ダビデは「詩篇23篇」を通して、次のように神様を紹介しています。すなわち、『神様は、牧者(羊飼い)であられる。』と告白しました。羊には絶対に牧者が必要です。なぜなら、羊は自分を守ることのできる武器も、力も、知恵もないからです。従って、羊は牧者に保護され、牧者に導かれなければならないのです。
ところが、牧者が羊に要求することがあります。それは、「絶対信頼」と「絶対従順」です。羊は、牧者が導くとおりに聞き従わなければなりません。牧者が行きなさいという所には行き、行ったらだめだ、という所には行ってはなりません。そうする時、牧者は羊がよく育つように世話をしてあげることができ、危険な所とか、盗賊や猛獣から羊を守ることができます。
私たちが牧者であられる神様を絶対に信頼し、神様のお導きに従ったら、神様は私たちの行くべき道を責任を負って導いてくださいます。
第2番目に、『備えられる神様』に対して告白しています。神様のお恵みによって、私たちの人生には乏しいことがありません。神様は、私たちのために天と地とその間にあるすべてのものを備えられました。私たちは信仰が成長するに従って、これらのことをすこしずつ悟るようになります。
ですから、どんな問題や必要に直面するとしても、すでに解答とすべての豊かなものを備えておかれた神様を見上げて、感謝しなければならないのです。
第3番目に、『神様は平和の神様である。』と告白しています。緑の牧場に伏させるということは、生活の現場に緑の牧場を備えてくださることによって、豊かな生活をするようにしてくださるということです。また、いこいの水のほとりに伴われるということは、心の平和を意味します。私たちがイエス・キリストを信じ、聖霊様と交わったら、心が「エデンの園」のようになって、平和が満ち溢れるようになるのです。
今日も神様は、私たちがこのような神様の御名を通して与えられた豊かな祝福を信仰によって受け入れ、生活の中で享受するようになることを願っておられます。私たちは、このような神様の御名の中にこもっている神様の属性を悟り、信仰によって受け入れなければならないのです。
お祈り
私たちの牧者であられる、父なる神様!
今日も緑の牧場に伏させてくださり、いこいの水のほとりに導いてください。私たちのために、すべてを備えてくださり、その中で平和を享受することができるようにしてくださって有り難うございます。私たちが、乏しいことのない人生を生きて行くように助けてください。
イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!
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