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9月2日


■主の御翼の陰

「エステル記 1章:9節〜12節」
57:1 神よ。私をあわれんでください。私をあわれんでください。私のたましいはあなたに身を避けていますから。まことに、滅びが過ぎ去るまで、私は御翼の陰に身を避けます。
57:2 私はいと高き方、神に呼ばわります。私のために、すべてを成し遂げてくださる神に。
57:3 神は、天からの送りで、私を救われます。神は私を踏みつける者どもを、責めておられます。セラ 神は恵みとまことを送られるのです。




田舎に行ったら、雌鶏がひよこを連れて回りながら餌を拾って食べる姿をよく見ます。そうするうち危険が迫って来たら、雌鶏はひよこをみな翼の下に隠して決死的に対抗します。このように、私たちがイエス・キリストを救い主として信じて救われ、主の御翼の陰に入って行ったら、神様が私たちを抱いてくださり、保護してくださいます。

それでは、主の御翼の陰に身を避けることのできるお恵みは何でしょうか?

第1番目に、主の御翼の陰に身を避ける人は、罠から保護されます。‘罠’とは、鳥や獣を捕る時に使用される道具です。このような人生の罠に引っかかったら、逃れ出る道がありません。しかし、神様は全能者の陰に身を避ける人は、その罠から救い出してくださいます。

即ち、神様の懐の中に居る人たちは、罪まみれの世の中を生きて行く間に出会う色々な罠に引っかからないようになるのです。

第2番目に、主の御翼の陰に身を避ける人は、生活の暗闇から保護してもらいます。闇の中で進行されている悪の勢力に対して、人間は手出しする方法がありません。しかし、瞬間的に災難が襲うとしても全能者の陰に身を避ける人を、神様はその艱難から救ってくださると約束なさいました。ですから、全能なる神様が私の神様となられるということはまことに祝福なのです。

第3番目に、主の御翼の陰に身を避ける人は、疫病から保護されます。聖書は、「暗やみに歩き回る疫病を、昼に飛び来る矢と真昼に荒らす滅びと共に恐怖の対象である。」(詩篇91:6参照)と表現しています。「昼に飛び来る矢」は、知っていながらも対策を講じることのできない災難を言うのであり、「真昼に荒らす滅び」とは、可視的で公開的であり、完全に滅亡させる勢力を指します。

従って、「暗やみに歩き回る疫病」は、不可抗力的な災難であると解釈することができます。突然に襲う不可抗力的な災難の前で人たちは、手を出すすべがないのです。その災難にそっくりそのまま滅亡されてしまうしかありません。しかし、私たちが全能者の翼の陰に身を避けたら、災難が矢のように飛んできて私たちを射止めようとしても、神様がこれを防いでくださいますので、害をこうむることがありません。

神様を心の中心に迎え入れ、全能者の陰に身を避ける人は、世の何物も滅亡させることができないのです。皆さんは、全能者の陰に身を避けて、すべての悪の勢力から保護され、神様の愛と平安を享受する人生を生きるようになりますよう、お祈り致します。




お祈り

全能者であられる、我らの父なる神様!

神様は、雌鶏がひよこを翼の下にかくまって保護するのと同じく、私たちを愛しておられ、保護してくださいます。今日も、私たち家族が皆、世の中の罠から、疫病から、神様の保護をいただくことができるように助けてください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!