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4月12日


■復活の実


「コリント人への手紙 第一 15章12節〜15節」

15:12 ところで、キリストは死者の中から復活された、と宣べ伝えられているのなら、どうして、あなたがたの中に、死者の復活はない、と言っている人がいるのですか。
15:13 もし、死者の復活がないのなら、キリストも復活されなかったでしょう。
15:14 そして、キリストが復活されなかったのなら、私たちの宣教は実質のないものになり、あなたがたの信仰も実質のないものになるのです。
15:15 それどころか、私たちは神について偽証をした者ということになります。なぜなら、もしもかりに、死者の復活はないとしたら、神はキリストをよみがえらせなかったはずですが、私たちは神がキリストをよみがえらせた、と言って神に逆らう証言をしたからです。




イエス様は今から約2,000年前に、十字架に釘付けられて死なれ、葬られて、三日目に復活なさいました。イエス様の復活は、罪によって絶望に瀕している私たち人生に、新しく生まれるように実を結んでくださった偉大な命の根源となりました。今日は、主が復活なさったことにより、私たちの魂の中に結ばれるようにしてくださった実に関して、勉強したいと思います。


イエス様は、死なれてからよみがえられることによって、私たちの中に罪の赦しの実が結ばれるようにしてくださいました。人間が動物と違う点は、罪責感を持っているということです。『すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず...。』(ローマ人への手紙3:23)と聖書に記録されているとおりに、人間は罪責感を抱いて生きています。このような人間のために主は、十字架に釘付けられて死なれることによって、罪の赦しの実を結ばせてくださいました。


また、私たちに赦しの実を結ぶことができるようにしてくださいました。イエス様は、姦淫の現場で捕らえられた女を赦してくださり、罪が多い収税人のかしらザアカイも赦してくださいました。しかし主の赦しは、何の代価もなしにほどこされたものではありません。イエス様は、十字架の上で血を流して死なれることによって、その代価を直接お支払いなされたのです。このような主の恵みによって、私たちは赦しの実を結ぶことができるようになったのです。


さらに、私たちの魂の中に永遠の命の実を結ぶようにしてくださいました。「コリント人への手紙第一15章45節」に、『聖書に「最初の人アダムは生きた者となった。」と書いてありますが、最後のアダムは、生かす御霊となりました。』と記録されています。よみがえられた主は、今、この時間にも聖霊さまを通して、私たちの中に来られて私たち皆を生き返らせてくださっておられます。


そして、私たちに向かって両手を伸ばされ、『すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。』(マタイの福音書11:28)と招いておられます。ですから、よみがえられたイエス様を信じて拠り頼む時、私たちは永遠の命の実を結ぶことができ、しかも命を豊かに得るようになるのです。


イエス様の中には、罪の赦しと永遠の命があります。ですから、私たちがイエス様を救い主として受け入れるだけで、私たちの霊魂の中に罪の赦しの実と、永遠の命の実を結ばせることができて、私たちは、この世での命を全うしたら、死がない永遠の神様の御国へ行くことが出来るようになるのです。




お祈り

死亡の権勢に打ち勝たれてよみがえられた、愛であられる主イエス様! イエス様が死なれてから、よみがえられることによって 私たちに罪の赦しと永遠の命を結ぶように祝福してくださり、心から感謝申し上げます。いつまでも我ら家族が皆、よみがえられたイエス様を賛美し、ほめたたえながら生きて行くように導いてください。 イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!